腰痛と自転車の関係
薬のおかげかいくらか落ち着いてきました、腰痛デビューのタケシです。
このままいってしまうと本当に自転車旅に支障をきたしかねないなぁと不安で不安で仕方ないので、いてもたってもいられずいろいろ調べたりしてました。自分の調べたことを整理するためにもこの場をお借りしてまとめてみます。借りるまでもなくおれのブログなんですけど。
腰痛が始まったタイミングでちょうど母から生存確認のメールが来たので、今のこの苦痛を打ち明けたところ、腰痛持ちの知り合いで、軽く自転車に乗ると腰の痛みが楽になる人がいるとの情報をゲットしました。希望の光が見えた瞬間でした。これが腰痛と自転車の関係性について調べ始めたきっかけです。
※ここでの「自転車」はロードバイクやクロスバイクのような前傾姿勢をとるタイプの自転車のことを指します。
自転車に乗ることは腰痛に効果的説
今の自分にとってはこんなイイ話ないです。自転車に乗って腰痛が治るならもう常に自転車乗ってます。でも、まだ安心するのは早いぞ、おれ。
腰痛にも種類がある
「脊椎管狭窄症」や「椎間板ヘルニア」といった、背骨に原因があるタイプの腰痛は背骨を曲げているほうが姿勢的に楽で自然な形となるので、自転車に乗ってその状態を持続させることで背骨の状態が安定してくる。結果的にそれで腰痛が解消されることがあるみたい。
自転車運動による身体的効果
(自転車に乗ることによる)長時間の有酸素運動により肥満が解消されて、腰への負担がへることや、腹筋や背筋をバランスよく鍛えることができ、筋肉の衰えを防ぐ。また、腰椎周りの筋肉が鍛えられることで、腰椎の間隔が開き、痛みが減る。
なるほど、ちょっとだけ希望の光が見えたかも…!?
自転車が腰痛の原因になる説
一方で正反対の説が浮上してきました。やめてくれ、希望をブチ壊さないでくれ。
競輪選手の職業病、それが「腰痛」
競輪選手といえばもはや自転車界のプロフェッショナル。そんな競輪選手には慢性的な腰痛を患っている人が多いことで知られているようです。たしかにこれまで生きてきた中でちょろっとは聞いたことがある。ためしに「競輪選手 腰痛」で検索をかけてみると一番上には競馬騎手と競輪選手による腰痛対談なるものがヒットしました。競馬、競輪ともにあまり興味のない自分にとっても、読んでみると面白い内容だったのでよかったら下のリンクからどうぞ。
自転車を漕ぐときの体勢と動作
腰周りの骨格は上の図のようになっているのですが、長時間自転車に乗っていると恥骨結合の部分に自転車のサドルが食い込み、腰の安定性を司る仙骨と腸骨の関節のバランスが崩れてしまう。その結果、骨盤にゆがみが生じて腰痛の原因となる。
また、ペダルを漕ぐ動作(腰を軸に足を回転させる動作)が骨盤のゆがみと離開を生じさせてしまい腰痛につながるみたい。
まとめと自分の見解・意見
自分の腰痛の種類をきちんと理解しておく
上にも書いたように、背骨に原因があるタイプの腰痛には自転車運動が効くとされる場合もあるみたいですが、おそらく自分の腰痛の原因である筋肉のコリや身体の歪みがもととなる腰痛の改善には自転車運動の効果は言及されていませんでした。
というか、こないだ整骨院の先生にド直球に「自分自転車が趣味なんですけど、この腰痛い状態で自転車に乗るのってヤバいっすかね?」と聞いてみたところ、「1週間は安静にしておきなさい」とのことでした。愚問だったみたいですね。何言ってんだコイツと言わんばかりの先生の顔、最高にシビれました。
適度な走行距離と適度な運動量
何事にも適切な分量や一般人には越えちゃいけないラインってありますよね。無理はしちゃいけないってことだと思います。競輪の選手のように自転車を漕ぐことでお金を稼ぎ、自転車を漕ぐことで人を喜ばせる職業の人たちは別として。
そりゃああんなカッタいサドルに何時間もケツをグリグリさせてたらケツどころか腰も痛くなりますよね。競輪選手とすべてのチャリダーさんたちに心からリスペクトです。
サドルの高さなど、適切なポジショニングが重要
自転車に乗る際の体の負担を考えたとき、ケツだけでなく、足、腰、手などに均等に力がかかる状態が理想みたいです。その点で今回はスポーツタイプの自転車に限定して話を進めました。ママチャリのような自転車はサドルが低く背筋もほぼ直角になるのでほとんどケツに体重がかかる体勢になりますもんね。
競技や目的によってベストなポジショニングは異なってくると思いますが、この場合だと、ペダルを踏みこんで一番下の位置に来た時に膝が少し曲がるくらいの高さにあるポジショニングがベストのようです。
結論
安静にしておきます。
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