123日目 タイ:バンコク
カオサン通り。
物売りのおっちゃんがひたすら「アジノモトー」だとか「チャラ男ー」って声掛けてきます。
日本語覚えるにしてももうちょいマシな言葉なかったのかな。
昼はあまり人通り多くないけど、夜になると本領発揮します。
バンコクではビザ用の写真を撮ってプリントアウトする事と、白い布と色ペンを買うのがとりあえずのミッションです。
市内の方まで結構歩き回らなきゃなのかなーって覚悟してたけど、カオサン通り周辺で全部用事済んじゃいました。
クオリティは良くなかったけど写真機もあったし、なんなら大き目のデパートとかもあるし。
んでもってまず何をしてたのかと言うと、宿のロビーでひたすらお絵描き。
通ってきた国の国旗をパニアバッグに貼っ付けようプロジェクトです。
「チェコ書いてるじゃん、なにこれ!」
みたいな感じで欧米人バックパッカーがわらわらと集まってきて、ちょっとした人気者になれました。恥ずかしかった。
エンブレム部分のあまりの複雑さに絶望したセルビアもなんとか乗り越えて、
接着剤でバッグに貼り付けて完成です。
手作り感がほんのり良い味出しててなかなか気に入ってます。
一応世界地図に沿って配置したつもりです、今後も随時追加していく予定。
そしてこの日の夜はいつぞやのポンさんが会いに来てくれました。
防犯カメラ販売の会社を持っていてバンコク近辺を走り回っているらしく、その合間を縫ってわざわざです。
この人バイク移動なのに普通にビール飲んでたけど、まぁ大丈夫って言ってたのでたぶん大丈夫だと思います。
そんなんだけども「タイで困ったことあったらいつでも連絡するんだぞ」とか、「暗くなったらちゃんとライト点けるんだぞ」とか言ってくれるし、一言でいうとお父さんみたいな人です。
次の日。
はるばる日本から大学の友達が会いに来てくれました。
いや、厳密にいうとインドネシアで研修中の身にも関わらずそれを放っぽって、です。
最高の一言に尽きます。
この日からがバンコク本番、これを楽しみにここまで漕いできたと言っても過言ではないです。
「とりあえずカフェにでも入ってのんびりするかー」って着いて行った店に、日本にいるはずのもう1人の友達がいました。
いや、サプライズの規模がデカすぎる!
「バンコク集合で飲むべって言われたらそりゃもう行くしかないじゃん」
笑いが止まらなかったです、いやもうほんとに最高でしかない。
そんでまず連れていかれたのが床屋。
なるべくローカルそうな床屋を厳選して、タイで今流行りの髪型で!って注文しました。いや、注文されました。
80バーツ(240円)で髪切れたのは良いけど、なんかネタにするには普通すぎるし、かといってズバ抜けてオシャレでもない仕上がり。
まぁサッパリしたので良かったです。
その後はビール飲んで市内の方に行ってブラブラしてビール飲んで飯食ってビール飲んで、じゃんけんで負けたヤツがサソリだのタガメだの食わされたりして、
ちょうど11月11日でポッキーの日だったのでイベントやってたりして、
コンパニオンのお姉さん方がひたすらに可愛かった。
カオサン戻ってきてビール飲んで、なんなら3Lのタワーで頼んで、
バケツでも酒飲んで、
ご臨終です。
最後の方あんまり記憶ないです。
次の日はワットポー見に行こうってなりました。
全員もれなく二日酔いでグロッキーでした。
とりあえず一丁前に迎え酒します。
その前に、なんの観光名所でもないごく普通のお寺に入って、お坊さんのご説法聞きながら3人で爆睡してました。
寝耳に水ならぬ、釈迦に説法ならぬ、"寝耳に説法"です。
心地よさしかなかったです。
そんでもって千鳥足でなんとかたどり着いたワットポー。
黄金に輝く寝そべっている大仏が有名な寺院です。
それがこちら。
思ってた10倍スケールデカかったです。
敷地内には学校もあってお坊さんがなにやら子供達に授業をしています。
いま調べてみたらタイ式医療の伝統医学校のようで、古式マッサージの技術などを教えているみたいです。
タイマッサージの原点はここなのかとなんだかしみじみしました。
その後も適当にブラブラして、ついにお別れの時間。
2人を見送った後にそのまま空港のベンチで一夜を明かしました。
すごく楽しみにしてただけあって、1人になった時の寂しさが尋常じゃなかったです。
同時に、日本に無事にたどり着いてまた一緒に美味しい酒飲むぞっていうモチベーションにもなりました。
この後はちょっとカンボジアに寄り道します。