チャリで攻めるブログ

-いざ世界へ-

131日目 カンボジア:シェムリアップ → タイ:スリン

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シェムリアップ最終日の夜は雨が降ったみたいで、朝起きたら洗濯物が悲惨な状態になってました。

そしてなぜかパンツが無くなってたし。

もう出発する気力が根こそぎ持ってかれました。

う゛ぅーーーとか だぁぁあーーーとか言いながら2時間くらいもう一泊するかどうかをダラダラと脳内会議。

 

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まぁ結局出発するんですけど。

ヨーロッパくらいまでの自分だったら間違いなくもう一泊してました。

なんだかんだでメンタル強くなってる気がします。

 

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シェムリアップに来るまでに気付いたことは、道端のお店にやたら黄色いペットボトルが並べられてあること。

カンボジア名産のジュースか何かかなと思って機会あったら飲んでみようと思ってたんですけど、姉によるとこれガソリンらしいです。

間違えて頼まなくて良かった。

 

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あとはカンボジア家庭におけるハンモックの普及率の高さ。

その実績なんと驚きの95%(おれ調べ)。

 

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休憩で入った商店にも。

ここの人達、笑顔あふれて微笑ましすぎる家族だったので思わず写真撮らせてもらいました。

ここの家族だけじゃなくてやっぱりどこの人達も凄くいい顔で笑う。

こっちまで笑顔になっちゃう恐ろしい国です本当に。

 

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こんなん。

高橋優が言う、

"こっちまで笑顔がうつる魔法"

とはまさにこの笑顔だと思います。

 

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昼ご飯は途中で見かけた鶏のほぼ丸焼き、3ドル。

こんな美味そうな肉の前でこんな可愛い子に呼び止められたらもう買わないわけには行きませんでした。

英語が少し喋れたのでちょっと仲良くなりました。

 

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そのままで大丈夫だよーって言ったら、

「アンタにはまだ早いわ」みたいな感じで笑われて骨ごと全部カット、そしてパックに詰めてくれました。

実際に食べてみてわかる、確かにそのままは無理そうだった。

カットされてても食いづらい、けど超美味かった。

 

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そしてカンボジア初のサイクリストとのエンカウント、オーストラリアからお越しのビリーさん。

これまでにも2回くらいサイクリストは見かけてたんだけど、どっちも大きい道路の対向車線側で、手を振って挨拶して終わりっていう状況が続いてました。

タンデムに乗った欧米人とみられるカップルもすれ違ったし。

 

58歳だと聞いて、58でそれはタフすぎっす!!って言ったら

「いや俺150まで生きるつもりだし!まだ半分も生きてないよ!」とのこと。

そしてこの笑顔、眩しすぎます。

 

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夕方ごろ、ほんの10分ぐらいで雲が一気に分厚くなり始めて、

 

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建設中のガソリンスタンドに避難した直後に超土砂降り。

間一髪セーフでした。

作業員のおっちゃん達に「お前は男か?」って聞かれたのが未だに謎です。

 

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次の日の朝、チョン・カルという小さな町。

結局雨が止んだあと少し進んで、近くにあったお寺の軒下に泊めてもらいました。

背中に刺青びっしり入ったお坊さんだったけどとても優しかったです。

ギャップにやられました。

 

 

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タイとの国境の町オズマックまでもうすぐ。

途中で"ここら辺の地雷を全部除去しましたよー"っていう看板を見かけました。

除去作業は続いているものの、依然としてたくさんの地雷がカンボジアの大地には残っています。

 

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オズマック着いて、とりあえずご飯。

チャーハンの卵のせ。

 

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国境はこんな感じでした。

こじんまりとしてて人もいないから超スムーズ。

イミグレ職員のやる気のなさは相変わらずで、出国もタイ再入国も何事もなく突破です。

 

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タイに再入国したものの、何かが物足りない。

道路も良い上に立派なガソリンスタンドで休憩もできるし、何も言うことはないくらい満足なんだけど、やっぱり何か寂しい感覚。

 

そう、元気な挨拶が無い。

というより先進国すぎて車とバイクがめっちゃ普及してるので、カンボジアと比べて全く人が歩いてない。

ハローって言いたい!元気なハローが欲しい!むしろサワディーカップでいい!

 

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なんかそんな感じで感覚が狂ったのか、勢い余ってちょっといいホテルに泊まっちゃいました。値切って400バーツ(1200円)。

でもさすがは(おれの中では)高級ホテル、部屋の中には虫も飛んで無いしヤモリもいないし寝心地最高でした。

起きた時の後悔が半端じゃなかったけど。

 

カンボジア

滞在日数:6日

累計走行距離:268km

使った金額:47900リエル(≒120米ドル≒13200円)

 

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