チャリで攻めるブログ

-いざ世界へ-

47日目 トルコ:クルクラレリ → イスタンブール

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朝、ニワトリの鳴き声で目覚めました。

しっかり朝7時前後に雄叫びを上げてくれるんですねニワトリって。

1匹連れて行こうか迷いましたが、まぁ普通にやめておきました。

 

 

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よーし出発するかってときにサングラスが壊れる。

幸先悪いです。カンカン照りなのに。

でも気にせず出発します。

 

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この日は地味なアップダウンがひたすら続く日でした。

加えて向かい風が強い。上りがキツイです。

丘を越えてもひたすら同じような風景がずっと待ち構えているので、精神的にもしんどかったです。

 

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ババエスキ、スルー。

 

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リュレブルガス、 スルー。

 

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Ergeneっていう町あたりで「あ、そういえば本場のケバブ食べたい」って思ったので、お店を探します。

そういえば朝ごはんはスーパーのクッキーしか食べてなかったので腹ペコでした。

 

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適当なケバブ屋さんに入ってメニュー見て、1番安い15リラのkebapを指差したらこれが出て来ました。

おれが知ってるケバブと違う。

 

え、ケバブってこーいうもんなの?

いままでヨーロッパで食べてきたケバブはなんだったの?

とか思いながらも実食。美味い。量が多い。

奥の枕みたいなパンは食べきれなくて、テイクアウトできるか聞いてみたら無理みたいでした。

 

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店員さんはヒマだったのか、Google翻訳を駆使してやたら絡んできます。

いや、すごくいい人なんだけど、もうちょいゆっくり食事したかったです。

 

後から知ったんですが、「ケバブ」って炒めている料理全般を指すみたいです。

だからこれもれっきとしたケバブ、ヨーロッパで食ってきたような俺が知っているケバブはその中でも「ドネルケバブ」という括りらしい。

 

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そのあともほとんど同じような道をヒイヒイ進みます。

思ったのが、トルコ、やたらそこらへんに国旗があります。

小さい商店やらガソリンスタンドやら民家やら、小さい町でも50m置きくらいのペースで国旗が。

トルコ人の自国に対する誇りを感じました。カッコいいです。

 

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夕方ごろに路肩にいたお兄さんがたに声かけられました。写真の右の2人です。

まずヒマワリのタネ食えよ!

っていきなり渡されてありがたく頂いていると、後からチャリダーのお兄さんがたも合流しました。

イスタンブールの自転車クラブチーム?に所属してる人達みたいです。

Anka Bisiklet Kulubu というチームなので、

「イスタンブールで本気で自転車やりたい!」

って人はFacebookのページに飛んでみてください。 

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「イスタンブールいくの?一緒に行こうぜ!」

と言われ一緒に東を目指します。

が、さすがにクラブチームの人たちはペースが速かったです。

脚もキツいし日も落ちそうだったので、ガソリンスタンドで最後にみんなで写真撮ってお別れしました。

補給用のスナックとか、アイランっていうトルコの飲み物をおすそ分けしてくれたり、ものすごくいい人たちでした。

そのままガソリンスタンドで野宿です。

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次の日、ガソリンスタンドに併設されてたお店で朝食。

ロールされてるタイプのケバブです。

 

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出発してすぐに海が見えて来ました。

エーゲ海から注ぎ込む形になっているマルマラ海という海です。

やっぱり海見るとテンション上がります、イスタンブールまでもうちょい!

でも依然として向かい風とアップダウンは激しめです。

 

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橋で釣りしてるおっちゃんもいて、

 

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ここ一番の斜度の上り坂にぶち当たりました。

写真じゃわかりにくいけど、ほんとに修羅場かってくらいえげつなかったです。

 

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我慢できずに途中にあったベンチで休憩中、対向車線側でみつけた標識。

ほんとに冗談抜きでヤバスでした。

 

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なんとか乗り越え、イスタンブールに近づくにつれて都会っぽさが現れてきます。

交通量も増えてきて精神すりへりまくりました。

 

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なんやかんやでイスタンブール到着です。

ヨーロッパ編終了しました!

いろいろありすぎて一言じゃ言い表せられないけど、体力的にも精神的にも人間的にも、少しは強くなったかなと思います。

ヨーロッパ編のまとめ、あとで別の記事にてしたいと思います。気が向いたら。

 

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ヨーロッパとアジアを隔てる海峡。

向こう側はついにアジアです。

 

走行距離

133km

75km