36日目 セルビア:アレクシナツ → ブルガリア:ソフィア
ホテルの庭で起床。
アレクシナツ市内のパン屋さんで朝食をとってスタートします。
体調悪めなのでちょっと良さげなヨーグルトも買いました。
セルビア第3くらいの都市Ниш(ニシュ)に到着します。
が、写真1枚も残ってません。珍しくちょっと頑張って観光したのに。
ユーゴスラビア初のナチスの強制収容所や、オスマン帝国時代の独立決起に敗れたセルビア人の頭蓋骨が数多く埋め込まれてるスカルタワーに訪れました。
どちらもインパクト強かったです。
そのあとは国境間際のПирот(ピロト)という町で夜ご飯。
風邪引いてるのにビールはやめた方がいいなって思いました。
すぐそばのガソリンスタンドで野宿させてもらいました。
朝起きて、国境そばまで自転車こいでる途中に綺麗な街並みがありました。
Димитровград(ディミトロフグラート)という小さい町です。
それで、写真撮ろうと思ったらデジカメがない。
とりあえず道路わきに止まって荷物を全部ひっくり返して、野宿したガソリンスタンドまで戻って探してみても、ない。
おそらく前日のピロトかどこかで落としたんだと思います。
本当に絶望しました。リアルに1時間くらい動けなかったです。今でもギャンギャンに引きずってるし。
でも無いもんは無いので、なんとか気を取り直して国境に向かいます。
iPhoneでこれからいっぱい思い出残せばそれでいいんだよ、って自分で自分を励まします。
国境はすぐでした。
シーズンなのか車の渋滞がすごい。
ここでも車からけっこう声かけられたりしました。うれしいです。
カナダ人のチャリダー、ベックにも会いました。
オーストリアのウィーンからトルコのイスタンブールまで向かうみたいです。
そのルートで、荷物はなんとリュック1つだけ。
ミニマリストってこういう人のことを言うんだって思いました。
渋滞してる車をベックと一緒にすり抜け、スムーズにブルガリア入国。
ここで時間が1時間早まりました。日本との時差6時間。
セルビアでは日没が20時くらいと、フランスにいたころより暗くなるのが早まってきていたので、これによって日没が21時くらいになります。
ちょっとだけうれしいです。
国境を越えても10kmくらいは山道。
ベックは首都のSofia(ソフィア)に寄らないみたいだったので、国境を越えてすぐお別れしました。
あっという間に見えなくなっていきました。
おれも荷物全部投げ捨ててえ…とか思いながら山道漕ぎます。
ブルガリア語も相変わらず読めません。
でも、セルビア語と似てるかたぶん大体一緒な気がする。
この時点でДとかИに対する苦手意識は割と克服できてきています。
ソフィア到着。
国境周辺に両替所がなかったので、ここでセルビアディナールを両替します。
ブルガリアの通貨はレフ(レヴァ)、1レフがだいたい65円くらいです。
ちょっとだけ日本円に換算するのがめんどくさいです。
もともと2泊するつもりでいたので、この日はこのまま宿にチェックインしてグダグダしてました。
なんと日本人の方も同室。初めてのパターンです。
イタリアからアドリア海沿いを旅してるって言ってました。
同室の日本人×2と韓国人、ドイツ人で夜中までいろいろしゃべってたのが修学旅行みたいで楽しかったです。
走行距離
133km
78km
セルビア
滞在日数:9日
累計走行距離:572kmくらい
使った金額:23,495ディナール(25,300円くらい)
にほんブログ村 |
にほんブログ村 |