154日目 ベトナム:ハノイ → Dong Dang
朝起きて宿の外に出たらバイクが280ドルで売られてました。歩道のど真ん中で。
あーバイク欲しいなー っていう人が丁度ここを通りがかるのか、それとも衝動で買ってしまうような人がいるのか、保険的な手続きとかはあるのかないのか、いろいろ気になるところですがとりあえずハノイ出発です。
ハノイの郊外にはイオンモールがあるみたいでした。
行く理由も特になかったので行ってないです。
あ、でも吉野家とか入ってたら行っとけばよかったかも。
ハノイを抜けたあとは中国との国境付近の町ランソンまでずっとこんな道です。
びっくりするくらい書くことが無い。
なんかいろいろ考えながら走ってた気がするけど、100パーしょうもない事だからそれも覚えてない。
結局この日はランソンまで辿り着かず、そこらへんにあった廃墟で野宿です。
と思ってたらここ全然廃墟じゃなくて、テントの中に入ってさぁ寝るぞって時に中からおじさんが出てきました。
どうにか説明しようとオロオロしてると、察したおじさんが笑顔で親指立てて完全にウェルカムな状態。
優しすぎて逆に大丈夫かよって思いました。
家の前に知らない外国人が寝てたら、普通の人だったら警察呼んでると思う。
次の日はあいにくの雨模様。
下が土だったせいでテントがドロドロだし朝から萎えまくりでした。
乾くの待つのもめんどくさいしそのままバッグに突っ込んで、おじさんに挨拶して出発。
60kmくらい漕いでランソンに到着です。
雨降ってると携帯取り出すのがめんどくさくて必然的に写真が少なくなります。
町の規模に対して人が少ない気がしてちょっと寂しいなっていう印象でした。
適当に宿を見つけてチェックイン。
泥まみれのテントをシャワーで洗って、乾かすところが他になかったのでこうなりました。
そして中国突入に向けて1人で作戦会議。
問題なのはノービザ入国なので連続で15日しか滞在出来ないこと。
これは一旦香港を経由してビザランをすればなんとか上海まで行けそうとの結論に。
ただ香港から上海までの距離が1500km近くあるので、単純計算で1日100km以上漕ぐのを毎日続けなきゃなりません。
1日100km漕ぐのは余裕なんだけど、これまでみたいにどこかで2泊とか滞在できないのが少し厳しそうです。
なので "気の向くままにわがままに"(初めて言った) がモットーの自分が、珍しく綿密にルート計画なんかを立てちゃったり、
あとは中国のネット規制の厳しさ。
GoogleやLINEが普通に使えないのはだいぶ痛いけど、1番痛いのはこれまで散々お世話になってきたGooglemapが使えない事。
一応VPNは契約しているけども、ネットで調べてみたところVPNの種類によってちゃんと機能するか怪しいってのがあるみたい。
中国の大手IT企業「百度」が誇る百度地图をインストールしてみたものの、全部中国語だから所々しかわかんねえ…。
ってことでなんとか慣れようといろいろいじくり倒したりしてました。
最初はやたらチップ要求してくるババアだなって思ってたけど、日本語とベトナム語でやいやい言ってるうちに仲良くなった宿のおばちゃん。
もういいでしょってくらい自転車のロックを確認してくれるし、お茶とかお菓子出してくれるし、なんか憎めないところがあります。
何もして貰ってないのにチップ求めてくるのと、自分の写りがいい写真を携帯で見せまくってくるのだけやめてほしかったです。
ランソンのKhach San Hoang Vuっていうホテル、一泊ダブルで250000ドン。
ランソンを出て10kmちょいで国境のあるDongDangに着きます。この日も雨でした。
ベトナム側のイミグレ、何もなく何も言われずにスルー。
一方で中国側のイミグレ。
こちらは入国カードやパスポートなど、結構しっかりチェックされました。
設備の豪華さからも大国のプライドみたいなものが感じられます。
そして陸路入国では初めての荷物検査も。
めんどくさかったのでそのままブチ込んだりました。
X線のチェックする人が画面の前で爆笑してたのでめでたしめでたしです。
というわけで中国入国しました。
ドキドキと不安が止まらない最後の国、どんな出会いと出来事が待っているのか!?
走行距離:
112km
65km
16km
ベトナム
滞在日数:12日
累計走行距離:713km
つかった金額:2771000ドン(13700円くらい)