158日目 中国:凭祥 → 南宁
中国の国境にある友誼関です。
前漢の時代に建設されて、辛亥革命や中越戦争の時にも重要な拠点となりました。
と、Wikipediaに書いてありました。
国境付近にあった両替所(テント)はお金がなかったみたいで両替できず。
仕方なく途中にあった銀行のATMでとりあえず2000元を下ろしました。
地図で見た感じではそこまで大きくない町だろうなと思っていても、実際に入ってみると結構規模がでかい。
おそるべし大国中国、凭祥(ピンチャン)です。
当たり前だけど漢字だらけ、本場の中華街があったりします。
そんなに距離は走ってないけど、街中を適当に走って宿を探すことにしました。
2年間中国語の授業を取っていたその実力が試される時。成績はそこまで良くはなかった。
「有没有房间?(部屋ある?)」
「有(あるよ)」
「一个人多少钱?(1人いくら?)」
「六十。※〓∂§☆Å◉⁂△…。」
相手の言ってることは全然わかんないけどとりあえずなんとか伝わってる!嬉しい!
中国で外国人は安宿に泊まれないっていう法律があるって聞いていたんですが、すんなり泊まれました。
今のところわかっているのは、50元(800円くらい)くらいからの宿だったら日本人だと伝えても泊めせてくれます。
部屋にはパソコンもあった。
懸念していたネット規制については、たまに調子が悪いこともあるけどVPNを通せば普通にネットサーフィンできます。よかった。
勢いあまって凭祥には2泊しました。雨降ってたし。
美容室には本場のチャイナドレス(?)が。
屋台で適当に買った串とか、そこらへんの食堂で頼んだ炒飯がこれまためっちゃくちゃに美味い。
メニューも超豊富で、安いのだと10元(170円)くらいからお腹いっぱいになれちゃうので今後の中国生活に期待が高まりまくりです。
そんでもって出発。
天気が一向に優れません。
ベトナムに入って以降2週間くらい太陽を見てない気がする。
宁明に入ったあたりからやたらと棒人間が踊っているような絵がプッシュされるようになってきました。
なんなんだこれは?と思いながらとりあえず漕ぐ。
観光案内所のようなものがあったので寄ってみる。
ガイドマップを見てみると、ここのあたりにこの棒人間が描かれた壁画があるみたいです。
世界遺産にもなってるみたいだったけど、もう20km近く通り過ぎてしまっていたので泣く泣く諦めました。
こんなど田舎じゃなくてもうちょっと中心部にこの施設作って欲しかった。
こんなど田舎。
日が暮れてきて何軒かガソリンスタンドに野宿交渉をしてみたんですけど、どこも撃沈でした。
中国にはガソリンスタンドに泊まる文化ないのかーと思いながら別の野宿場所探し。
今考えてみると絶対どこの国にもそんな文化ない、感覚がおかしくなってる。
結局はいい感じの廃墟に泊まりました。
なんかめんどくさかったのでテントなし泊、ひたすら寒かったです。
そんなガソリンスタンドにも野宿以外でだいぶお世話になってます。
売店が併設されてるしたまにWi-Fiも飛んでたりする。
カップラーメンで朝ごはん。
炊飯器とか鍋が売っているのがだいぶ謎です。
久しぶりに晴れ間がみれてテンションブチ上がりです。
そんでもって、本当にこの国は何を食っても美味い!
メニュー見て適当に雰囲気で決めて指差しで注文してもハズレがないからすごい。
フランスもトルコも通ったけど、世界三大料理の中でもトップに君臨するのは中華料理で間違い無いと思います。
南宁に入ったあたり。
ベトナムでも割とそうだったけど、ここらへんは特に電動バイクが盛んでした。
街を走ってるバイクの9割くらいが電動。
音もなくスイーッと疾走していくのが気持ちよさそう。
交通ルール上では自転車と同じ扱いみたいで、歩道の上もガンガン走ってます。
そんな訳で南宁市に入りました。
めちゃくちゃ都会です。
ユースホステルを見つけたのでとりあえず2泊します。
走行距離:
22km
109km
125km