チャリで攻めるブログ

-いざ世界へ-

55日目 トルコ:ボル → ギョレメ

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山道がどんどん険しくなって来ました。

アンカラまで140km。

 

9月に入ってから朝昼晩の寒暖差がすごいことになってきました。

朝は寝袋あっても肌寒いくらいなのに、昼は平気で39度になったりします。

おまけに乾燥もすごい。

おかげでちょっと風邪気味です。

 

 

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クルバンバイラムなので営業していないお店も多いです。

なんとかやってるお店を見つけて、パンを買い溜めしておきます。

 

こんなこともあろうかと、イスタンブールの宿の朝食についてきたマーガリンとハチミツとジャムを結構な量いただいてきてました。

我ながら準備がいい。

 

マーガリンはガッツリ変質してたけど、食べてみると味が濃縮されてる感じがして案外イケました。

 

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泣きそうになりながらも山道をのぼって、

 

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休憩がてら小さい町にお邪魔したり、

 

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牛の群れにちょっとだけ癒されたり、 

 

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道路脇でランチブレイクしたりして。

運転手さんの好奇の目が割と心地よい。

 

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1500mの山のぼりきりました。

汗だくで腕とか脚とか塩まみれなのに、鼻水が止まらん。

いよいよちょっと体調がヤバい。

 

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山道なのでお店は全然ないけど、ガソリンスタンドとか給水ポイントがところどころにあるのでなんとかやっていけてます。

 

飲める水か不安だったけど、みんなも水くんでたからたぶん大丈夫、と信じたい。

 

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やっと下りだ…と思ってガンガン下りてたらまた上りが現れ、1100mの山をのぼらされる。

想定内だったけど、しんどすぎる。

 

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道端ではファミリーが焚き火でバーベキューしてる光景が見られました。

 

や、でも日が落ちてきてそれどころじゃない。

急いで野宿できそうなところを探します。

 

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結果的に暗くなってから、道端にあったスイカ屋さんのうしろで野宿させてもらいました。

 

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次の日、体調は相変わらずだったけどご主人と息子さんがお見送りしてくれてちょっと元気でます。

朝ごはんは昨日の残りのパンでした。

 

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20kmくらい漕いですぐにアンカラ突入。

そういえば最初の「アンカラまで140km」の標識、あんまりアテになってなかったです。

 

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うおお、なんか首都っぽい!

と思ったけど、怖いくらい人気と車通りの少なさ。

不安になりながらも漕ぎ進めます。

 

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アンカラは普通車の制限速度が82km/hみたいです。

いや、刻みすぎじゃね?80km/hでよくね?

ってみんな思ってると思う。

 

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ようやく人気も増えてきて、都会っぽくなってきました。

アンカラ広すぎます。アンカラ入ってからここまで30kmくらいあったし。

 

そしてちょっと具合の悪さがピークだったので、休憩がてら今後の作戦会議。

 

プラン1:このままアンカラをスルーして漕ぎ進める。

プラン2:バスなり電車なり使って先に進む。

プラン3:アンカラで1泊して体調整えてから明日出発。

 

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結果的にプラン2にしました。

 

このまま進むのはちょっと無理だし、アンカラの宿は高いって前から聞いていたので。

バスセンターがすぐのところにあったし。

 

バスで200kmくらい先のカッパドキアで有名なギョレメって町まで進みます。

 

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自転車積んで、バスで映画をゆっくり見ながら進む、のではなく、そんな余裕もなく爆睡してました。

 

料金はチケット代で40リラ、自転車積む時になんか20リラ請求されて、60リラ(1800円くらい)です。

アンカラの最安値の宿と同じくらいなので、まぁオッケーです。

 

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そんなこんなでギョレメ着きました。

適当に探してみつけた安宿にチェックイン。

 

景色とかすごく良かったけど、そんな余裕なかったので観光は後日に回します。

シャワーと洗濯をさらっと済ませて、ノックダウンです。

 

走行距離:

158km

49km

 

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