チャリで攻めるブログ

-いざ世界へ-

79日目 インド:デリー → アーグラ

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デリー出発。

車、バイク、リキシャに揉みくちゃにされながらもなんとか脱出を試みます。

バイクのナンバープレートの統一感のなさ。

手書きのナンバー貼っ付けただけのバイクがザラだけど、インドって本当にこれでいいの?

 

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通り道だったので、割と有名なフマユーン廟に寄りました。

裏口みたいなのを見つけて自転車で特攻を仕掛けたら普通に怒られたので中には入ってません。

 

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覚悟はしてたけど、暑さに加えて排気ガスと砂ぼこりとクラクションが本当に半端じゃない。

気も滅入るし、たぶんこの国ずっと漕いでたら絶対に呼吸器系になんらかの異常でる。

 

対策として、トルコで拾ったタオルを口元に巻きながら走ってました。

でもこれ結構息苦しいしなにより暑いので1日でこの試みは終了。

今のところバリバリ元気で体調には問題ないので、人の身体って意外と丈夫なんだなって思います。

 

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そしてインド人にやめて欲しいことその1車線無視

もう1日に何回とかいうレベルじゃなく逆走が当たり前になってて、これ本当にストレス溜まる。

しかもがんがんクラクション鳴らしながら逆走して来る、クラクション鳴らしたいのはこっちの方です。

 

これで避けたらなんか負けな気がするので絶対に道譲らないようにしてます。だって間違ってるの100パー向こうだし。

世直しの意味を込めて運転手の目をガン見しながら、向こうが避けるのを待ってます。

 

それもあって、漕いでる時はストレスMAXでした。

「インドに行った日本人はインドが大好きになる人と大嫌いになる人に分かれる」

みたいなことを聞いたことがあるんですけど、この時点では自分は紛れもなく後者だろうなって思いました。

ただ、好きなバンドとかに関して、最初はすごく嫌いだったけどなんか聴いてるうちにめちゃくちゃハマってくパターンが自分はよくあるので、インドもそのパターンに期待してます。

 

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イライラを抑えるために、このマウンテンデューを飲みながら休憩。

インドではこれどこでも売ってて、美味しいし口当たりもスッキリ、コーラみたいに飲んだあとの口の中のベトつきがないのでオススメです。

日本で売ってたら毎日飲みたい。

 

とか思ってたら、宝くじ売り?のおっちゃんに声をかけられました。

もうこの時点で胡散臭すぎたのでシカトしてたけど、途中から違うおっちゃんもやってきて、20ルピー渡してクジ引いて当たりを引いて100ルピーを受け取ってわざとらしく喜ぶ。

さっきまでこの2人仲よさそうに喋ってたのを見てたので絶対にグルです。詰めが甘いわ!

 

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デリーからしばらく漕いで田舎道を走ってると、道端に人だかりができていて呼び止められました。

「バンダーラ!バンダーラ!」って説明されるも、バンダーラがわからない。

たぶん宗教のお祈りみたいなことだろうと思って、とりあえず「あーバンダーラね、オッケーオッケー!」って言ってお邪魔することにしました。

 

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「まずここで手を洗ってから靴脱いで座っておきな!」とのこと。

言われるがままに座っていると、

 

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ご飯が出てきました。

カレー何種類かとチャパティとヨーグルトみたいなのと甘いおからみたいなやつ。

見よう見まねでいただきます。

 

後で調べてみると、バンダーラとは特別な時にご飯を振る舞うことみたいです。

何が特別かはわからなかったけど、みんな和気あいあいとしてて楽しかったしなにより嬉しかった。

 

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食べ終わると、わんこそばのおばちゃん顔負けの勢いでこの子がお代わりをよそってくれます。

もうお腹いっぱい!って言っても、いやもーちょい行けるっしょ!みたいな。

 

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見ず知らずの自分を招き入れてくれて本当に嬉しかったです。

美味しくて優しくてあったかくて、これまでの嫌なこととかストレスとか全部忘れちゃいました。

ここにいた綺麗な瞳のちびっ子達が、将来ズルくて汚い大人にだけはならないで欲しいと心から思いました。

 

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幹線道路沿いには10km置きくらいにDHABA(ダバ)という食堂とトラックの運転手の休憩所を兼ねた施設が立ち並んでます。

トイレもあるしご飯もあるし休憩もできるし、これまで何回もお世話になってます。

 

こちらのブログで前もって予習してて、野宿もできるらしいことは知っていたので日が暮れる前に野宿交渉を仕掛けました。

 

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一箇所で断られたけど、次のダバでなんとか交渉成立。

簡易的なベッドも貸してくれました。

 

ただインドは夜もクソ暑いし蚊がブンブン飛んでるし、全く寝れない。

誇張無しで一晩で30ヶ所くらい蚊に刺されたし、インドでは黙ってテント張るか宿探した方がいいと思いました。

 

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朝起きて朝ごはんで1番安かったお焼き的なものを食べて、チャイ飲んでお礼を言って出発です。

インドのチャイは激甘のミルクティーです。

スパイスがほのかに効いていて美味しい。

 

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こんな道を漕いで、

 

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まぁ行く先々でインド人に絡まれる。

これに関連してインド人にやめて欲しいことその2があるんですけど、長くなりそうなのでまた今度書きます。

2枚目の写真のお兄ちゃんの表情に関係してます。

 

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昼はダバでタリー。100ルピー。(170円くらい)

 

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そんなこんなでなんとかアーグラに着きました。

有名なタージマハルがある大きめの街です。

2枚目の写真の向こう側にちっちゃくタージマハル見えます。

ちゃんと観光もしたので次の記事で書きます。

 

走行距離:

100km

125km

 

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