74日目 ジョージア:トビリシ → カタール:ドーハ(カタール航空での輪行について)
インド行きの飛行機が深夜の便だったので、20時ごろ宿を出ました。
今更ながらトビリシ、夜景もめちゃくちゃ綺麗だということに気付く。
向こうに見えるのはシオニ大聖堂っていうらしい。
20km弱漕いで、郊外にあるトビリシ国際空港に到着。
規模は日本の地方空港くらいだけど、こじんまりとして綺麗な空港でした。
空港に入る時のセキュリティチェックを自転車で突破するときの気まずさ。
荷物は外してX線の機械に通して、自転車は別で通してくれました。
隅っこの方で自転車をバラします。
これが、
こうなって、
こうです。
衝撃対策とかは結構気を使ったつもりだけど、最後の方は半ばヤケクソでした。
普通の輪行バッグで輪行です。
あらかじめスーパーで買っておいたラップで自分でラッピングをしたので、空港のラッピングサービス代を浮かすことができました。
利用したのはカタール航空。
決め手はトビリシ−デリー間の最安値だったことと、自転車を運ぶのに優しい航空会社だと思ったから。
詳しくは特殊な手荷物 | カタール航空に詳しく載っています。
海外の航空会社なのに日本語のページもしっかり用意されているのでとても助かりました。
自転車は通常の預け入れ手荷物として運ぶことができて、重量制限30kmまでなら無料でいくつでも預けることができます。
(区間によって重量制と個数制があるみたいなので、要チェックです。)
自分は自転車1台とバッグ2つを1つにまとめた、合計2つの荷物を預けました。
ドキドキの計量の結果、
自転車:12kg
バッグ:14kg
の合計26kgで、めでたく追加料金なしの無料で運べます。
フランスに渡るときに測ったのは40kgちょいあったのに…笑
今回の勝因は、段ボールを使わなかったことと、これまでの道中でいろいろ荷物を落とし(無くし、盗まれ)てきたことだと思います。
自転車運ぶ段ボールってあれだけで結構重さあるし。
そんでもって、無事に離陸です。
まずはトランジットでカタールのドーハに向かいます。
このときは知らなかったんですけど、カタール航空、世界の航空会社の格付けランキングで2017年1位を獲った航空会社みたいです。
座席のディスプレイに日本語の案内があるどころか、日本の映画観れるし、アジカンとか西野カナとか聴けちゃうし、機内食も普通に美味しいし、CAさんのサービスも抜群に良いし、
世界1位獲ったこともうなずけるくらい快適な空の旅でした。
A.M.02:30にトビリシを出発し、A.M.5:30にドーハのハマド国際空港に到着。
トランジットが20時間くらいで時間ありまくりなので、とりあえず空港の中を散策します。
なんならカタール入国してドーハを散歩するのもよかったけど、ビザ取得でお金かかるみたいだったのでやめました。
ついた途端にどデカイ熊のぬいぐるみがお出迎えしてくれます。
そのほかには、オイルマネーの力をビシビシと感じるようなものばっかりでした。
このカッコよく展示されてる高級車とか。
なんならしかも、この熊のぬいぐるみも6億円するらしいし。
Macを無料で使えるインターネットスペースもありました。
特につかってないけど。
空港内にはレストランとフードコートも充実してます。
んでもって朝ごはん食べようとフードコートに来てみたんですけど、どれもこれも鬼のように高い!!
バーガーキングの1番安いセットで1000円以上するし、もう早くここから抜け出したかったです。
でも周りには見るからにお金持ちな人ばっかりで、なんとなくナメられたくない気持ちが湧いてきたので、
「ん?まぁこんくらい当たり前だよねー」
みたいな顔して適当な店で朝ごはんっぽいものを注文。
これだけで60カタールリヤル(1800円)です。
なんか悔しいので顔には出さなかったけど、心ん中ではボロクソに泣いてました。
オジャクリ4皿は食えるじゃねえか…。
将来はこの値段にも動じないくらい稼いでやると誓ったのち、このあとのご飯は売店のポテチとかスナックでなんとかしのいでました。
それも1袋500円とかして普通に泣きたかったけど。
あとは特にすることもないし、というかなにもかにも値段が高すぎて、出来ることがそこらへんをうろつくことくらいしかなかったので、だまって休憩スペースで爆睡してました。
カタール
滞在日数:1日
使った金額:115リヤル(3500円くらい)