100日目 インド:コルカタ → バングラデシュ:ダッカ
少しご無沙汰しておりました、リアルタイムではタイのスコータイにいます。
気の緩みからかちょっと体調を崩していましたが、タイの薬を飲んで万全になりました。
コルカタを出発してバングラデシュに入るところから書き始めたいと思います。
出発の時点で天気は雨。
小雨が降ったり止んだりの繰り返しの道中。
おまけにこの日(10月19日)はディーワリという祭日で、インド全土がお祭り騒ぎになる日だぞーって出発前に宿のオーナーさんが教えてくれました。
普段の7割増しくらいで街中が騒がしかったです。
テンション上がりまくったインド人がそこらへんで爆竹鳴らしまくってるし、テロかなんかだと思っちゃうから切実にやめてほしかった。
こんなのを積んだリキシャーにも遭遇しまくりです。
なんとも言えないような絶妙なクオリティ、嫌いじゃないです。
やっと静かになった…と思って安心した田舎道に限ってパンクする。
まぁそれ以外は何事もなく、コルカタから80km弱漕いで国境そばの街バンガウンに到着しました。
とりあえずそこら中から流れる音楽と踊ってるインド人がほんとにやかましい。
けどちょっと混ざりたさもあった。
街中がクラブ状態になってます。
そこから少し進んでペトラポルという小さい町に入り、インド側のイミグレ。
その場でインドルピーをバングラデシュの通貨に両替しました。
ここのイミグレ存在感なさすぎて何回も同じところ通り過ぎてました。
めちゃくちゃ探してたら察してくれたインド人が教えてくれた。
バングラデシュの通貨はタカです。
1タカがだいたい1.3円くらい、まーた計算がめんどくさい国にぶち当たってしまった…
バングラデシュ側のイミグレです。
日本人は無料でアライバルビザが取れる情報はあらかじめ知っていたんですけど、職員さんがそれを共有できていなかったみたいでちょっとだけ揉めました。
話がわかる人が出て来てくれてなんとかビザゲット。
1ヶ月間のシングルビザです。
というわけで、無事にバングラデシュ入国できました。
バングラデシュの国境にいるやつらはみんなぼったくりだから気をつけろ、とかいう情報を耳にしていたんですが、全然そんなことなかったです。
むしろお金の話とかがまったく無く、心から歓迎してくれてる雰囲気を感じました。
いや、自転車も身なりもボロくて「コイツからは金むしり取れねえな」って判断された可能性もなくはないけど。
国境の町ベナポールから首都のダッカまではバスを使うことにしました。
日が暮れそうだったってのと、少しやりたいことがあっていち早くダッカに向かいたかったってのと、またどうせここに戻ってくるつもりだったからいいかなっていう理由です。
もろもろ含めてまた後で説明します。
写真の彼はイミグレからバスターミナルまで案内してくれたマトゥって奴です。
おちゃらけててなかなかいい奴だったけど、セルフィー取るときにゼロ距離まで寄り添ってくるし、なんならちょいちょい乳首コリコリしてくるからホモなんだろうなって思いました。
高校のサッカー部んときの特有の悪ノリみたいなのを思い出して懐かしかったです。
出発まで時間があったので、チャーイ飲んだりバス会社のおちゃらけボーイズとお話したりして時間をつぶします。
バスの料金はおよそ300kmくらいの道のりでポッキリ500タカ(680円くらい)。
実はうすうす感づいていたんだけど、インドとかバングラを旅するってなったら絶対自転車よりバス移動の方がコスパがいいと思います。
自転車旅って食費とか結構かかるし、なにより疲れるし。
でもそんなコスパなんか気にしたらもうアホくさくて元も子もないので、気にしません。そんなのロックじゃないです。
自転車をバスの上にくくりつけて貰って、20:00ちょうどに出発。
くくりつけ方が不安すぎて自分も登って超確認しました。
道が悪くてめちゃくちゃバス揺れるし、上の自転車は心配だし、途中に検問みたいなのがあって荷物検査されるしで全然眠れませんでした。
でも座席のリクライニングがえげつないくらい倒れるところはポイント高かったです。
そんなこんなで次の日の朝7時ごろ、首都のダッカに到着しました。
自転車は無事だったけど超土砂降りです。
走行距離:80km