チャリで攻めるブログ

-いざ世界へ-

113日目 タイ:スコータイ

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スコータイには3泊しました、世界遺産のスコータイ歴史公園があります。

とはいっても1日目と2日目はひたすら引きこもって体調回復に努めてました。

撮った写真の少なさに驚いてます。

これは宿のそばの食堂でたべたご飯。

 

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さすがになんとかしたかったので薬局に行って風邪薬を処方してもらいました。

1包に4錠入っていて、3包買って20バーツ(70円)とかだった気がします。安すぎる。

しかもネットで調べるとめちゃくちゃ良く効くらしい。

 

タイではドラえもんとかキティちゃんが人気です。

この包み紙だけじゃなく、バイクとかにステッカーが貼られてあるのをよく見かけます。

 

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薬飲んでひたすら寝て、気分が良くなってきた後は少し外に出歩いたりしました。

カオマンガイっていうタイ料理です。

鶏肉の出汁で炊いたご飯の上にそのまま鶏肉を乗せ、ソースをかけて食べます。

これがまた優しい味ですごく美味い。

滞在期間中の夜ご飯はほとんどこの店にお世話になりまくってました。

 

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3日目の夕方、市街地から10kmほど離れたところにある歴史公園へ。

実は丁度このとき、ロイクラトンというタイのお祭りの期間中でした。

これを目的に海外からやってくる人達もいるみたいなので、すごくタイミングが良かったです。

 

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とその前に、そこからさらに2kmくらい漕いであるところに向かいます。

 

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モカさんからコメントで教えていただいた、ワット・サファーンヒンという遺跡です。

石で出来た階段がずっと続き、奥の方に仏像が見えます。

 

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「参道は崩れてて登りにくいですが、そこが笑えます。」

とのことだったんですが、まったくその通り。

それを事前に聞いていたにも関わらずビーサンで来てしまった自分も我ながら笑えます。

10歩目くらいで "あ、これビーサンじゃ無理だ" と悟ったので、諦めて遠くから眺めるだけにしておきました。

 

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そんなこんなで公園に戻ってみると、今か今かと日没を待つ人達が皆そわそわしています。

象さんもいました。

そこら中を灯す提灯がめちゃくちゃ綺麗です。

 

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奇跡的にいい感じに撮れた一枚。

無加工です。

iPhoneのカメラの底力感じます。

 

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日が落ちきると辺り一帯はもうお祭りムードです。

この中を1人でチャリを押しながらぶらぶら歩いてるとめちゃくちゃ浮きます。

まわりはファミリー層とカップルと、高ぶってちょっとイキがってる地元の中高生男子、いつもより気合を入れてお洒落をしてきた女の子達。

 

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あ、結局スコータイのロイクラトンは何をするお祭りなのかっていうと、まずそこら中に並んでいるお店でろうそく付きの小さい舟?を買います。

ハートや星などのいろんな形があって、どれもお花で綺麗にデコレーションが施されてます。

 

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水辺に行ってそれに火を灯し、お祈りをした後に、

 

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ゆっくり流してあげる。

っていうのが一連の流れです。

なんかもうめちゃくちゃロマンチック。

写真では伝わらないけど、水辺いっぱいにオレンジの優しい光が浮かんでいる光景は思わず見惚れちゃうくらい綺麗でした。

 

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踊って舞う人たち

 

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綺麗にライトアップされる遺跡

 

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そして喧騒の外で1人で飲むビール

 

ここらへんで、急に胸ぐら掴まれたように孤独感が一気に襲ってきました。

周りは全く知らない人達に全く知らない言葉だらけ、完全に独りぼっちです。

 

でもこの感覚なかなか嫌いじゃなかったです。

むしろなんだか少し心地良い雰囲気。

自分がこの旅で求めていたのは日本じゃ絶対に味わえないこういう感覚だったのかな、とさえ思いました。

 

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そういうのも全部ひっくるめて、ロイクラトン祭り、すごく良かったです。